2007年6月12日付
日刊工業新聞 2007年(H.19)6月12日付より転載
ダイレクトドライブサーボモーター式新型低圧鋳造機を開発
当社の開発したダイレクトドライブサーボモーター式低圧鋳造機が、日刊工業新聞にて紹介されました。
以下にその全文を転載します。

五十鈴製作所は、上型の締め付けにサーボモーターを用いる新型低圧鋳造機「SP-1-C-3」を業界に先駆けて開発した。消費電力を油圧式の4割に抑制でき、油漏れがないため安全性も高い。試験運転を重ね、早期の実用化を目指す。

 消費電力を油圧式の4割に。専用サーボモーターをモーターメーカーと共同開発した。低回転・高トルクを追求し、低圧鋳造機用に特化した。このモーターを縦置きし、回転子内部を空洞にして内径にネジを切り、直接ボールネジをかませた。
 これによりモーターが回転するとボールネジが上下に移動し、上型に圧力を加えたり、ゆるめたりする仕組み。歯車などを介さず、動力が直接ボールネジから上型に伝わるためエネルギー効率に優れる。
「SP-1-C-3」は、主に自動車のシリンダーヘッドやアルミホイールなどの鋳造用に売り込む。ユーザー先の既存の油圧式低圧鋳造機をサーボモーター式に改造する事業も行う予定。
 油圧式は上型締め付け中も圧力維持のため油圧シリンダーに油を供給し続ける。そのため、油供給ポンプのモーター作動音や消費電力の低減が課題だった。
 6月12日からドイツのデュッセルドルフで開催される鋳造業界の展示会「GIFA2007」に出展する。

(右の写真はGIFA2007に展示された「SP-1-C-3」。撮影、五十鈴)
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