このページでは五十鈴の生んだ変わりダネ製品を紹介しましょう。
60年になろうとするその歴史には、普通の製品群だけではなく、早すぎたものや今となっては不思議と思えるものもあります。これらさまざまなトライアル&エラーこそが、今も変わらぬ五十鈴のチャレンジスピリットの証明といえるでしょう。


【変わりダネ製品図鑑】1960〜70年代
今から40年ほど前、例えばこんなモノもつくっていた。
開閉蓋つきゴミ箱 一見すると奇異ではないかもしれない。どれも当たり前のモノと言えるかもしれない。いまでこそ「ゴミ処理」は深刻な社会問題であり、環境もリサイクルも日常の概念だから。この当時から五十鈴はこの分野に感心を抱いており、アイディアを形にしていた。結果、当時これらは「事業」にはならなかった。
空き缶つぶし機【カンペコ】
ガラス粉砕機【クリスター】
自動券売機
開閉蓋つきゴミ箱
公園などに設置するには最適の蓋つきというアイディア。
ガラス粉砕機【クリスター】
当時「公害」という言葉が世を騒がしていた。クリスターの広告にもガラス公害を一掃!とうたわれた。

今ではごく当たり前となっている、といえば駅の自動券売機もその通り。五十鈴は今頃全国でも有数の発券機メーカーになっていたかもしれない。もしも、もう少し粘っていれば.....といった製品群が、五十鈴の歴史にはたくさん存在します。もう一度リストを見て欲しい。【カンペコ】なんて、今でも通用するネーミングじゃないでしょうか。


【変わりダネ製品図鑑】1960年代
60年代の後半には、五十鈴は鶏や鰻(うなぎ)ともつきあっていた。
鶏に餌をやる装置 当時の五十鈴の基幹製品といえば、海苔抄機。海が近い地の利から生まれた製品だが、漁村の周辺にはこの頃、畜産業者もいっぱいいた。養鶏や鰻(ウナギ)の養殖も重労働で、これを何とか軽減できないかとの思いで、自動化しようとして生んだのが左のオリジナル製品たち。
もちろん60年代の始めには、一方で自動車や二輪関連の装置も手がけてはいた。
養鶏飼料タンク
鶏舎
養鶏用プロテクター
鶏糞乾燥機
鰻の餌練り機(ミキサー)
●自動海苔抄機
海で取れた海藻から、家庭でもおなじみの乾海苔・焼き海苔に加工するのは人の手で行われていた当時。海苔抄きを自動化した、いわば海苔製造機。左の写真は1976年製の自動海苔抄機。簀の投入と抄き工程を自動化したもので、納入先は全国のユーザーだった。

自分の領域や経験などはおかまいなしに、そこにニーズがあれば応えようとする。これは今も変わらぬ(ちょっと不器用かつ生真面目な)五十鈴の姿勢。
ひとつの日本の産業界史ともいえるでしょうが、これこそ五十鈴の根っことして、楽しみつつ誇りにしたい所です。

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